RIR(余力レップ)とRPE(自覚的運動強度)

「限界まで追い込めば正解」はもう古い?
筋肥大効果を高め、疲労を管理するための最新セット強度管理法を徹底解説。

なぜセット毎の「余力」管理が重要なのか?

多くのトレーニーは「毎セット、持ち上がらなくなる限界(潰れる)まで行う」のがベストだと信じています。しかし最新の運動科学では、毎セット限界まで行うと以下のデメリットがあることが分かっています。

そこで、セットごとの運動強度を客観的に評価・調整するための指標として、RIR(余力レップ)RPE(自覚的運動強度)が広く採用されています。

RIR(Reps in Reserve)とは?

RIRは**「あと何回挙上できたか(余力回数)」**を示す指標です。

💡 RIRの数値と意味:
  • RIR 0: 完全に限界。もう1回も持ち上げられない状態(限界まで追い切った状態)。
  • RIR 1: あと「1回」だけフォームを維持して持ち上げられた状態。
  • RIR 2: あと「2回」持ち上げられた状態。
  • RIR 3: あと「3回」持ち上げられた状態。

筋肥大に最も効果的とされる強度は RIR 1〜3 (限界の1〜3回手前でセットを終了する)です。これにより、十分な刺激を筋肉に与えつつ、翌セットのエネルギーを確保できます。

RPE(Rate of Perceived Exertion)基準表

RPEは**「本人の主観的なきつさ」**を1〜10の段階で評価したものです。ウエイトトレーニングにおいては、RIRと逆転した関係になります。

RPE値 主観的なきつさ RIR(余力レップ)との対応関係
RPE 10 これ以上絶対に持ち上がらない(限界) RIR 0 (余力なし)
RPE 9.5 もう1回は厳しそうだが、ギリギリいけるかもしれない RIR 0.5
RPE 9 あと1回だけ確実に持ち上げられた RIR 1 (余力1回)
RPE 8 あと2回確実に持ち上げられた RIR 2 (余力2回)
RPE 7 あと3回確実に持ち上げられた(やや余裕がある) RIR 3 (余力3回)
RPE 6以下 かなり軽い、またはスピード良くウォームアップを行える RIR 4以上 (余力十分)

トレリンクなら「限界レップ数(RIR 0)の自動予測」も可能!

日々の筋トレを記録する際、単に「重量×回数」だけでなく、そのセットの「RIR」や「RPE」を記録しておくことが、長期的な成長の鍵となります。

筋トレ記録アプリ「トレリンク(TreLink)」は、毎セットにすばやくRIRを記録できる快適なメモ欄を搭載。
さらに、アクティブワークアウト画面でセット重量を入力した際、設定された1RMを基に、RIR 0(限界)に到達する推定目標レップ数を自動予測して入力補完するアシスト機能を搭載しています。
「この重量なら限界は何回か」を予測してくれるため、安全で計画的なRIR管理が可能です。

App Storeから無料ダウンロード トレーニングメニュー一覧